便秘にはお茶が効く?お腹の調子を整える効果的な飲み方とは?

つらい便秘、あなたならどう対処しますか?

多くの方は便秘薬のお世話になっていると思うのですが、それでも薬はお腹が痛くなるし、飲むのが当たり前になるのがいや、という方もいるでしょう。食物繊維や乳酸菌を摂ったり、マッサージやストレッチなど、便秘解消の方法はいろいろありますが、今回ご紹介するのはお茶を飲んで解消する方法です。

どうしてお茶が便秘に良いのか、どんなお茶が効果的なのか、知られざるお茶のパワーをいろいろ見ていきましょう。

 

 

便秘にもいろいろ原因がある

便秘はいろいろな要因によって引き起こされるもので、病気や薬の影響で起こるものもありますが、多くは日常生活に起因することから生ずるケースが大半です。

 

・腸内の水分が足りない

・食物繊維が足りない

・偏った食生活で腸内環境が悪化

・便意を我慢して腸の神経が鈍る

・ストレスや疲れにより腸の働きが鈍る

・ホルモンバランスの影響

 

これらは日常生活を見直すことで、改善できることも少なくありません。とはいえ、便秘にもいろいろなタイプがあって、それぞれ対処法は異なってきます。

例えば便秘といえば食物繊維を摂れば良いというイメージがありますが、食物繊維にも水溶性、不溶性と種類があり、その点をしっかり理解していないと、便秘のタイプによっては悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

このように便秘の改善には、自分がどんなタイプの便秘であるのか理解することが大切なります。

しかし、お茶は便秘のタイプを気にすることなく飲むことができ、便秘を自然な形で改善してくれるので、おすすめの対処法と言えます。

 

 

便秘改善に効果的なお茶の成分

それでは便秘の改善に効果的とされる代表的なお茶の成分についてご紹介します。

 

カテキン

お茶といえばカテキンです。カカテキンは渋み成分であることから、緑茶や紅茶をはじめとする苦味のあるお茶に多く含まれています。カテキンは悪玉菌を抑え善玉菌を増やすという腸内環境を整える働きの他、腸の蠕動運動を活発にする働きも持ち合わせています。

また便秘以外の効能も多く、血糖値やコレステロール値、血圧上昇の抑制、抗酸化作用、免疫力アップなど、さまざまな健康増進の効果が期待できます。

 

カフェイン

ご存知の通りお茶にはカフェインが含まれています。カフェインは腸の蠕動運動を活発にする作用があることから、便秘の改善に役立ちます。

ただしカフェインには興奮作用があり、摂りすぎると副交感神経が刺激され、かえって腸の蠕動運動が低下する可能性もあります。

またカフェインの利尿作用により、体内の水分が失われる可能性があるので、くれぐれも摂りすぎないことが大切です。痙攣性便秘の場合、カフェインによる刺激が便秘を悪化させることがあるので摂取は控えるのが無難です。

カフェインは緑茶などに多く含まれており、寝る前に飲むと目が冴えて眠れなくなったりするので、夜に飲むのは控えましょう。

 

水溶性食物繊維

水溶性食物繊維は腸内の水分を吸収して便を柔らかくする効果があり、腸内に溜まった硬い便や老廃物を体外に排出する効果が期待できます。水溶性食物繊維は人参やキャベツなどの野菜や海藻類に多く含まれています。

 

不溶性食物繊維

不溶性食物繊維はきのこや根菜類など繊維質の食材に多く含まれる食物繊維です。水に溶けず、腸内で水分を吸収して膨らむので便の量が増え、腸の働きを活発化し腸内をきれいにしてくれます。弛緩性便秘の場合、蠕動運動が弱くなっていることから、不溶性食物繊維を摂るのが効果的とされています。

 

ビタミンC

ビタミンCはホルモンバランスを整え、ストレスに対抗する働きがあるので、ストレス起因の便秘に効果的と言われています。また善玉菌を活発にする働きもあることから、腸内環境を良くする効果も期待できます。

 

マグネシウム

マグネシウムは腸内の水分を増やして便を柔らかくする効果があり、便秘時の排便を助けてくれる働きをしてくれます。また食物繊維と一緒に摂取することにより、腸の運動や働きをサポートする作用もあります。

 

 

便秘改善に効果的なお茶の飲み方

便秘の際には、単にお茶を飲めば良いというものでもなく、便秘を改善させるためにはその飲み方にもいくつかコツがあります。

 

お茶は温かくして飲む

腸の活動を促すためには、お茶は温めて飲むのが効果的です。冷たい状態だとお腹を冷やしてしまい、腸の動きが悪くなってしまいます。夏などは冷たい状態で飲みたくなりますが、お腹のことを考えれば、せめて常温程度の温度にしたいところです。

 

ゆっくり少しずつ飲む

お茶をゴクゴク一気に飲んでしまうと、腸にとっては強い刺激となります。腸はとても繊細なので過剰な刺激を与えないよう、一気飲みは避け、ゆっくり少しずつ飲むように心がけましょう。

 

濃いめのお茶を飲む

カフェインをはじめとするお茶の成分を効果的に摂取するためには、薄く淹れるより濃く淹れたお茶を飲むようにするのがおすすめです。茶葉を多く使わなくても時間をかけて淹れることで濃いめのお茶が淹れられます。

 

 

お茶を飲む際の注意点

お茶を飲む際に気をつけるべきポイントをまとめてみたので、ご紹介します。

 

カフェインの摂り過ぎに気をつける

カフェインは腸の働きを活発にしてくれますが、摂り過ぎは逆効果になります。

また利尿作用で水分が失われることもありますし、興奮作用があり夜眠れなくなることもあります。便秘対策としてお茶を飲んでいるのに、飲み過ぎたばかりにかえって便秘が悪化してしまうことにもなりかねません。

カフェインを含むお茶はくれぐれも摂りすぎないように注意しましょう。

 

お茶以外の水分も摂る

理想的な水分の摂取量は1日に1.5~2リットルと言われています。水分は食事その他から摂取することになりますが、カフェインには利尿作用があることから、コーヒーやお茶の場合はさらに別の飲み物で水分を摂る必要があります。ミネラルウォーターやスポーツドリンクなども上手に活用して水分を摂取しましょう。

 

下剤成分を含むお茶に注意

キャンドルブッシュやセンナなどは便秘に効くお茶として知られています。これらにはセンノシドという強力な下剤成分が含まれており、場合によっては下痢や腹痛を起こし、腸内の水分が失われてしまう可能性もあるので、飲む際には十分注意が必要です。

 

 

便秘改善のために安心して飲めるお茶

ここでは便秘改善のサポートとして、手軽に安心して飲むことができるお茶をいくつかご紹介します。ご自身の症状や好みに合わせて、いろいろお試ししてみてはいかがでしょうか?

 

ごぼう茶

ごぼう茶に含まれるオリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになり、水溶性食物繊維が腸の活動を促し便を柔らかくしてくれます。

 

黒豆茶

大豆イソフラボン、ポリフェノール、オリゴ糖、食物繊維など、健康に良い成分が豊富に含まれています。

 

玄米茶

カフェインが緑茶の半分ほどなので、緑茶ほどカフェインを気にせずに飲めます。血行と代謝を促すビタミンB、E群、排便を促進するフィチン酸や食物繊維が含まれています。

 

ルイボスティ

マグネシウムを筆頭にミネラルを多く含み、抗酸化作用を持ち美肌づくりに効果的です。

 

ローズヒップティ

水溶性食物繊維であるペクチンが便秘に効果的で、他にもビタミンCを豊富に含み、美肌、アンチエイジングに効果的です。

 

麦茶・コーン茶・杜仲茶

ミネラルを豊富に含み、手軽に飲めるのが魅力です。

 

 

まとめ

便秘に悩む方におすすめしたいのがお茶です。お茶にはカフェインをはじめさまざまな成分が含まれていて、腸の働きを活発にし、便秘改善に効果が期待できます。

しかしお茶は薬ではないので、当然ながら飲んですぐ効くというような即効性は望めませんが、毎日飲み続けることで少しずつ確実に改善の方向に向かわせることができます。お茶を飲むことは便秘改善のサポートになることはもちろんですが、それだけでなく心身の健康増進の手助けもしてくれます。

みなさんもこの機会にお茶の効果を実感してみてはいかがでしょう?

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